フルモデルチェンジをして大きな話題を集めた新型レヴォーグ。
新世代ターボ搭載やアイサイトXの存在等、魅力的な部分が多いものの、今後の年次改良で期待できそうな変更点はまだまだある。
そこで、2023年のD型以降のマイナーチェンジで予想する新型レヴォーグの変更点を見ていこう。
新型レヴォーグ 2023~2024年のD型のマイナーチェンジ・年次改良で予想できる変更点
新型レヴォーグ マイナーチェンジ予想1① AVH(オートビークルホールド)機能の改善 or ボタン化
先代では電動パーキングブレーキのオートビークルホールド(AVH)機能はボタン操作でONOFF出来たが、新型レヴォーグではナビ画面で操作する形と変更されている。
その為、AVH機能を利用するには複数回のタッチ操作が必要となった。
2023年発売のクロストレックでは、ナビ画面のトップにAVHボタンを配置することが可能になる等少し改善が図られている。
レヴォーグのマイナーチェンジでは、クロストレック同様の改善か、もしくは従来のようにボタン操作でAVHのONOFFの切り替えができるようになると予想。
新型レヴォーグ マイナーチェンジ予想② アイドリングストップ機能のボタン化 or ワンタッチか
アイドリングストップ機能のONOFFに関しても、ナビのディスプレイで操作する方式が取られている。
これもナビ画面トップでのワンタッチ化、もしくはボタン操作でONOFFの切り替えができるようになると予想。
新型レヴォーグ マイナーチェンジ予想③ 特別仕様車としてSTIスポーツグレードにブラックシートの内装
STI Sportグレードを選んだ場合、シートのカラーはボールドのみとなる。
しかしながら、他グレードのようにブラックカラーのシートを求める人にとっては、ボールド以外のカラーの選択肢も欲しい所。
先代レヴォーグでは、STI Sportでもブラックシートを選べる特別仕様車「STI Sport EyeSight Black Selection」が一時期ラインナップされていたが、新型レヴォーグにも同じようにブラックカラーが選択できる特別仕様車の設定、もしくは年次改良でシートカラーの選択追加がされると予想。
新型レヴォーグ マイナーチェンジ予想④ 前席にシートベンチレーション
後席にはシートベンチレーションが採用されているが、前席にもシートベンチレーションが追加されると予想。
ここまでが今後の年次改良レベルで変更が予想できる内容となる。
続いて、2023~2024年頃に行われると思うビッグマイナーチェンジで変更される予想内容を見ていこう。
新型レヴォーグ マイナーチェンジ予想⑤ トリプルカメラのアイサイト搭載
アメリカの2023年モデルのアウトバックとアセントには、ステレオカメラと連動する広角単眼カメラ「ワイドアングルモノカメラ」を採用した3眼となる最新版のアイサイトが搭載された。
さらに2023年で日本発売のクロストレックにもその3眼カメラタイプの新型アイサイトが搭載
また、実際に3眼カメラを搭載したレヴォーグのテストカーが目撃されていることから、マイナーチェンジのタイミングで採用される可能性は高い。
その為、トリプルカメラとなる最新式のアイサイトがレヴォーグにも年次改良のタイミングで搭載されると予想。
新型レヴォーグ マイナーチェンジ予想⑥ テールランプの内側の点灯
ビッグマイナーチェンジではデザイン変更が定番となっている。
新型レヴォーグの場合は、北米仕様のレガシィ、アウトバックのようにリアテールランプの内側までランプが点灯するように改良されると予想。
新型レヴォーグ マイナーチェンジ予想⑦ アイサイトXのハンズフリーの全車速対応化
スバルの新中期経営ビジョン「STEP」では、2024年に⾼速道路等(レベル2以上) へと記載されており、これはアイサイトXの進化を意味すると推測できる。 (こちらのPDFの12ページ参照)
これは、日産のプロパイロット2.0のように全車速でハンズフリーに対応するのではと筆者は予想している。
新型レヴォーグ マイナーチェンジ予想⑧ 自動駐車機能の追加
同じく、スバルの新中期経営ビジョン「STEP」では、2024年に⾃動駐⾞(レベル4)と記載されている。 このことから、新型レヴォーグのマイナーチェンジで自動駐車機能が追加される可能性を予想できる。
トヨタではすでに”アドバンストパーク”と呼ばれる高度駐車支援システムが実用化されていますが、これに近いシステムになる可能性も想定。
以上が、新型レヴォーグの一部改良・マイナーチェンジの予想内容となる。 新しい情報が入れば、本記事にて追記する。