海外で日産の新型ローグが公開されたことから、日本仕様のエクストレイルのフルモデルチェンジが注目されています。
次期エクストレイルでは、デザインの刷新に加え、先進装備等注目所が盛りだくさん。
そんな新型エクストレイルの注目所を見ていきましょう。
エクストレイル フルモデルチェンジの魅力一覧|買いとなるポイント
コンセプトカーXmotionをさらにカッコよくした外観スタイル
日産は、デトロイトモーターショー2018で公開したXmotion(クロスモーション)が新型ローグ(エクストレイル)のコンセプトだったと明らかにしました、
そしてこちらが新型ローグ市販モデルのエクステリア。
タフなオフロードテイストと都市型クロスオーバーSUVの両方の雰囲気を上手くバランスを合わせた美しいデザインとなっています。
特に
日本仕様の新型エクストレイルもほぼ同様の外観になると思われます。
新型エクストレイルにフル液晶メーター採用
コクピットのメーターに、12.3インチのフルデジタル液晶ディスプレイが採用された所が今回のフルモデルチェンジの大きな注目ポイントの一つとなります。
ナビ案内でのマップ表示などが可能になると思われるだけに、利便性の向上が期待できます。
フル液晶メーターは海外の車では珍しくありませんが、国産車では今の所、日産アリアやスバルの新型レヴォーグくらいしか採用が発表されていない先進的な装備となります。
さらに、10.8インチの大型ヘッドアップディスプレイも採用されており、新型エクストレイルはインフォテイメントシステムに力が入っています。
新型エクストレイル プロパイロット2.0を採用へ
北米仕様の新型ローグには、新型レーダーとカメラに加えナビと連動する「ProPILOT Assist with Navi-link」が一部グレードに採用されています。
ナビリンク付きプロパイロットを搭載した場合、
- 高速道路にてストップ&ゴー時の停止時間が今までの3秒から最大30秒に変更される
- ナビと連動するため高速道路のコーナーや出口が近づいてきた時に自動的に減速する
といった機能が加わり、運転負担軽減にかなり貢献すると思われます。
この「ProPILOT Assist with Navi-link」は日本ではプロパイロット2.0に相当すると思われ、日本仕様の新型エクストレイルにはプロパイロット2.0が搭載される可能性は高いと予想できます。
そのため、特に長距離走行の運転が多い人にとってはかなり魅力的な内容と言えます。
新型エクストレイル 日本仕様のフルモデルチェンジ注目点
次世代ガソリンエンジンと次世代e-POWER採用の可能性
北米仕様の新型ローグには、直列4気筒DOHC 2.5リッターエンジンが搭載されますが、燃費規制への対応等の為、日本仕様ではハイブリッドのe-POWERが採用される可能性が高いです。
実は、最高熱効率で45%に達する次世代ガソリンエンジンを活用した次世代e-POWERを次期エクストレイルに搭載されるという事を、日経 xTECHが報じています。
発電専用となるエンジンの排気量は、1.5リッターのダウンサイジングエンジンになる見通しです。
日本仕様の新型エクストレイルはe-POWERグレードのみの可能性も?
日本仕様のキックスがe-POWER専用モデルということや、ガソリングレードの新型エクストレイルの日本仕様が出た場合、価格的にキックスと競合する可能性が考えられます。
日産は「選択と集中」という戦略をとっている以上、キックスとエクストレイルは競合しないように明確に分けた存在とするはず。
その為、新型エクストレイルの日本仕様もキックスのようにe-POWERグレードのみという可能性も予想できます。
エクストレイルPHVの存在について
次期エクストレイルには三菱製のPHVが搭載されるという情報は以前から報じられてきました。
ただ、日本仕様の新型エクストレイルにPHVモデルが設定されるかは不透明な状況であり、日本市場では姉妹車となるであろう三菱の次期アウトランダーにPHVモデルを集中させる可能性も一部で取りざたされています。
新型エクストレイル 日本発売の時期は2021年頃が有力
北米の新型ローグは2020年秋に発売する予定ですが、日本仕様の新型エクストレイルがフルモデルチェンジする時期は早くて2020年末以降となる見通しです。
日本では、現行型エクストレイルの一部仕様向上が2020年1月16日に発表されたことから、そこから1年程度は現行型が販売される可能性が出ており、筆者の予想としては2021年前半と予想しています。
新しい情報が入れば、この記事にて更新致します。