トヨタから2020年に発売されるBセグの新型クロスオーバーSUVに関する情報をピックアップ。
ライズが大ヒットしたことから、ヤリスがベースになるヤリスクロスに大きく注目が集まっています。
そこで、ヤリスクロスに関する日本発売情報を見ていきましょう。
ヤリスクロスの最新情報一覧
ヤリスクロスのスケッチが公開
ヤリスクロスと見られる新型コンパクトSUVのスケッチ画像を欧州トヨタが2020年1月14日に公開しました。
そのスケッチ画像がこちらです。
Dynamic design, individual personality. A new compact SUV will be added to our European range. Watch this space. pic.twitter.com/eZWe4nV5AC
— ToyotaUK (@ToyotaUK) January 14, 2020
RAV4を彷彿させるリアスタイルを採用しており、単にヤリスをSUV風にドレスアップしたモデルではないことが伺えます。
ヤリスクロスの内外装デザイン公開(新情報)
トヨタは、2020年4月23日にヤリスクロスのデザインを初公開しました。
ヤリスクロスの外観デザインはヤリスとは別デザイン
ヤリスクロスは、ハッチバック型のノーマルのヤリスとは別デザインを採用。
ヤリスクロスの内装
内装デザインに関しては、外観程ハッチバックのヤリスとの違いはありません。
詳しい違いについてはこの後ご紹介します。
ヤリスクロスのサイズはヤリス以上C-HR未満で日本で最適なサイズに
ヤリスクロスのボディサイズは、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,560mm、ホイールベース2,560mm。
ヤリスよりも大きくC-HRよりも小型に抑えられています。
C-HR:全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550mm×ホイールベース2,640mm
ヤリスクロスはTNGA-Bプラットフォームを活用
新型コンパクトSUVには、TNGA-Bプラットフォームが採用されると発表されています。
GA-Bプラットフォームは、ヤリスにも活用されていることから、新型コンパクトSUVは実質ヤリスベースになると考えられます。
ヤリスクロスの名称が日本で事前に商標登録されていた
トヨタ自動車は2018年11月27日に「YARIS CROSS」の商標を出願しており、2019年10月11日に登録されていることが、特許情報プラットフォームのJ-PlatPatにて確認できます。
ヤリスクロスのパワートレイン|4WDのe-FOUR採用
ヤリスクロスのパワートレインには、直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンを採用。
ガソリンモデルとリダクション機構付のTHSⅡと採用したハイブリッドモデルの2種類がラインナップされます。
ガソリン、ハイブリッド共にFFと4WD(ハイブリッドはE-Four)の駆動方式が採用されています。
ヤリスクロスの日本発売時期は2020年8月31日が有力
ヤリスクロスの日本発売時期は2020年8月31日が有力です。
次にヤリスクロスの注目ポイントとハッチバックのヤリスとの違いをご紹介します。
ヤリスクロスと注目点|ハッチバックのヤリスとの違い
電動パーキングブレーキ採用等でヤリスと差別化
日本仕様のヤリスには電動バーキングブレーキが採用されずハンドブレーキが採用されています。
現在公開されているヤリスクロスの内装画像を見る限り、ヤリスクロスには電動パーキングブレーキが搭載されていることが伺えます。
このことから、レーダークルーズコントロールの作動速度も全車速に対応すると予想できます。
ヤリスクロスとヤリスの外観、内装デザインの違い
外観の違い
フロントに関しては、グリル部分とバンパー部分のデザインが異なっています。
ナンバープレートを付ける横バーのカラーがハッチバックのヤリスは黒色ですがヤリスクロスに関してはボディと同色となっています。
ヘッドライトのデザインも変更されており、両車のデザインはかなり差別化されていると言えます。
リアに関してはフロント以上に差別化されたデザインとなっており、特にリアコンビランプがヤリスクロスは新型ハリアーのような一直線に近いスタイルになっている所がポンと。
内装の違い
上がヤリスクロス、下がヤリスのインテリアデザインとなります。
一見大きな違いがないように見えますが、センターコンソール部分が異なっています。
ヤリスクロスには、
- エアコン調整ダイヤルの下にスイッチ類が多く設置
- ハンドブレーキの代わりに電動パーキングブレーキを採用
- 電動パーキングブレーキの周りにジョグダイヤルのようなもの等を設置
といった新たな内容となっています。
新世代トヨタセーフティセンスや「急アクセル時加速抑制機能」搭載の可能性も
ハッチバックのヤリスには第2世代トヨタセーフティセンスが搭載されていますが、ヤリスクロスにはさらなる最新世代のトヨタセーフティセンス搭載の可能性があります。
実はトヨタは、2020年内に進化させたトヨタセーフティセンスを導入させることを発表しています。
その内容としては、
- 緊急時操舵支援PCS
- ドライバー異常時車両停車支援システム
- スピードマネージメント機能付きレーダークルーズコントロール&LTA
というレクサスLSのLexus Safety System +Aで採用した機能を追加させるというものです。
ヤリスクロスが2020年8月31日に発売の見通しということを考えるとこれらの先進装備がヤリスクロスに活用される可能性も予想できます。
そんなヤリスクロスが、2020年発売の新型ハリアー、RAV4 PHVに続き、どこまで人気が高まるのか今から注目です。
新しい情報が入れば、この記事にて更新致します。