トヨタから新型ミニバンとなるグランエースが日本で発売され話題を呼びました。
高級ミニバンのアルファードを超えるラグジュアリーバンとしての日本デビューに大きな注目が集まっています。
そんな新型グランエースの情報を見ていきましょう。
グランエースの日本発売情報一覧
海外のグランビア,マジェスティを日本向けに導入
グランエースは、
- オーストラリアと台湾では、2019年5月にグランビア
- タイでマジェスティ2019年8月にマジェスティ
の車名で発表された車の日本仕様となります。
Designed for indulgence, we’re pleased to announce the all-new Granvia. Taking the concept of a luxury wagon to the next level, it includes the full suite of Toyota Safety Sense features and the latest generation advanced multimedia system. Read more here: https://t.co/zFlVVVDHSS pic.twitter.com/08B7M7Ks2D
— Toyota Australia (@Toyota_Aus) May 21, 2019
グランエースの名称の由来。なぜグランドハイエースではないのか推測
グランエースの名称の由来は、 スペイン語で「大きな/偉大な」を意味する「GRAN」と、英語で「第1人者・優れた者」を意味する「ACE」から名づけられた造語です。
なぜグランドハイエースではなくグランエースなのかを推測すると、
- かつて日産エルグランドとの競争に敗れたグランドハイエースを彷彿させる
- ハイエースとは別物と印象付けるため
この2点が推測できます。
グランエースの外装デザインはカッコいい、それともダサい?
グランドハイエースは、海外仕様のグランビア、マジェスティとほぼ同様の外装デザインを採用。
新型車グランエース。でか!
センチュリークラスの全長全幅。フルサイズの高級ワゴンとして公開!
詳しくはこちら https://t.co/e9xZDkrzLX
#Toyota #トヨタ pic.twitter.com/xofbQXfAoY— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) October 8, 2019
メッキをふんだんに活用したフロント大型ラジエーターグリルデザイン、そしてLEDデイタイムランニングランプを採用することで高級車を感じさせる風貌に。
全体的なデザインは、アルファードとは異なった、商用バンを大幅に高級化したデザインと言えるのではないでしょうか。
グランエースの内装デザインはゴージャスで豪華装備
内装は、木目調パネルを至る所に活用し、華やかでゴージャスなインテリアを演出。
- 本革キャプテンシート(セカンドシートならびにサードシートの4席)
- ロングスライド機構、オットマン機構
- LEDサイドカラーイルミネーション
といった豪華装備が採用されており、おもてなしの空間へと仕立てられています。
また、スマホと連携できるディスプレイオーディオ(DA)も装備。
インストルメントパネル等の内装の雰囲気としては、どこか三菱デリカD5のデザインに似たものを感じさせるのは筆者だけでしょうか?
4列8人乗りシートもあり!3列6人乗りと2タイプ
グランエースには、3列6人乗りシートだけでなく4列8人乗りシートのタイプも設定されている所が特徴。
画像を見る限り9人乗りも可能ではないかと思えるその広さは、ユーザーの多様なニーズに応えることとなります。
グランエースはFRのみで4WDはなし
グランエースはFRのみで4WDはありません。
エンジンはクリーンディーゼルを採用
グランエースには、2,754CCの1GD(クリーンディーゼル)エンジンが採用されています。
トランスミッションには、6速オートマチックトランスミッションを搭載。
サスペンションに新開発トレーリングリンク車軸式
リヤのサスペンションには、新開発トレーリングリンク車軸式リヤサスペンションが採用となっています。
第2世代トヨタセーフティセンスで最新の安全装備搭載
グランエースの安全装備には、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)の検知に対応したプリクラッシュセーフティを採用したトヨタセーフティセンスを搭載。
これは現行ハイエースには搭載されていない装備です。
また、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]も装備。
デカすぎ!?グランエースのボディサイズ
グランエースのボディサイズは、全長5,300mm×全幅1,970mm×全高1,990mm。
あのロールスロイスゴーストの全幅が1,950 mmという事を考えるとグランエースは相当デカいという事が分かります。
※アルファードのサイズは、全長 4,840mm~4,885mm、全幅 1,830~1,840mm、全高 1,850~1,915mm
グランエースは誰が買うのか?
フルサイズワゴンと表現されるグランエースですが、こんなデカい車を誰が買うのか気になりませんか?
グランエースの顧客層として推測できるのは、芸能人や会社役員、大使館関係の人といったVIPを送迎する層です。
また豪華観光地への送迎車としての活用も考えられます。
グランエースは、ショーファーカーや豪華な送迎車としての役割が大きくなると推測できます。
※ちなみに300系となる新型ハイエースはグランエースとは別に登場の見通しです
グランエースはいくらで買えるのか販売価格がこちら
最後に、グランエースがいくらで買えるのか販売価格ををお伝えします。
海外仕様の価格を見ると、
- オーストラリアのグランビアは62,990豪ドル~(日本円に直すと約456万円)
- タイのマジェスティは170万9000~219万9000バーツ(日本円に直すと約602万~約775万円)
※いずれも2019年10月地点
日本仕様のグランエースは、
- Gグレード:6,200,000円(税込)
- Premiumグレード:6,500,000円(税込)
となっています。
アルファードとは違った高級ミニバンとしてどこまで売れるのか今後に注目です。
新しい情報が入れば、この記事にて更新致します。