トヨタのヴィッツがフルモデルチェンジを行い名称をヤリスへリニューアル。
次期ヴィッツことヤリスには、新型シャーシや新エンジン採用等に加え、日本での名称変更など注目ポイントが盛りだくさん。
そんな新型ヤリスの情報を見ていきましょう。
ヴィッツ フルモデルチェンジ情報一覧
新型ヴィッツ(ヤリス) TNGA-Bプラットフォームを初採用
新型ヴィッツ(ヤリス)のシャーシには、TNGA思想で新開発されたGA-Bプラットフォームが活用されています。
トヨタはヴィッツのフルモデルチェンジ発表に先駆けて2019年9月に小型車向けのGA-Bプラットフォームの存在を明らかにしています。
Toyota is bringing the benefits of its TNGA engineering to small cars, with the GA-B platform. pic.twitter.com/lxMKjP1TLd
— ToyotaUK (@ToyotaUK) September 5, 2019
GA-Bプラットフォームは、フロントにマクファーソンストラット、リヤにトーションビームもしくはマルチリンクサスペンションが搭載可能となっている所がポイント。
新型ヴィッツは、このGA-Bプラットフォームを初採用する車になります。
新型ヴィッツ(ヤリス)の外装デザインはスポーティ路線に
新型ヴィッツのフロントマスクには現行アクアに似た台形上で中央に水平バーが配置されたフロントグリルを採用。
後部に向かって窓のラインが上昇しており、ルーフスポイラーやシャークフィンアンテナ採用など全体的にスポーティな印象を感じさせられます。
テーマは、B-Dash!がコンセプトになっています。
リアの特徴的なコンビランプデザイン
テストカーから分かるのは、リアのコンビランプが外にやや突っ張り、左右をブラックアウト化された水平バーでつないだ特徴的なデザイン。
どこか日産リーフを彷彿させるリアデザインでもあり、スポーティで近未来的なスタイルとなっています。
新型ヴィッツ(ヤリス)のボディサイズ
新型ヤリスのボディサイズは、全長3,940mm×全幅1,695mm×全長1,500mm、ホイールベース1,500mm。
これは5ナンバーサイズを維持することになります。
新型ヴィッツ(ヤリス)の内装テーマはスポルテックコクーン
フードレス双眼デジタルTFTメーター、ソフトインストルメントパネルを採用し、先進的なコクピットを再現。
ドアトリムには新素材のフェルトを採用する等、上質なインテリアへと仕立てられています。
新型ヴィッツにディスプレイオーディオ機能付きモニター標準装備
また、インパネ上部のセンタークラスター部分には、ディスプレイオーディオ機能搭載のモニターが標準装備されます。
新開発の1.5L直3ダイナミックフォースエンジン搭載
新型ヴィッツには、新開発の1.5L直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載。
トランスミッションには、1.0Lエンジン用に新開発したCVTが搭載されます。
ハイブリッドモデルには新世代1.5Lシステム
ハイブリッドシステムには、新世代となる1.5Lエンジン+モーターのハイブリッドモデルを設定。
トランスミッションには、1.5Lエンジンに適応した、発進用ギヤ付きのDirect Shift-CVTユニットが採用されます。
自動駐車機能やイージーリターンシートをトヨタ初採用
駐車時に必要な操作となるハンドル、アクセル、ブレーキを制御してくれる高度駐車支援システム「Advanced Park」がトヨタ初搭載された所が大きなポイントです。
さらに、ドライバーシートを前回乗っていたポジションへ簡単に復帰させるイージーリターンシート、降りやすいように運転席と助手席のシートが回転&チルトするシステムのターンチルトシートもトヨタ初搭載されるなど、新型ヤリスには多くの新技術が搭載されています。
新型ヴィッツ(ヤリス) GRスポーツもラインアップへ
GRスポーツモデルと思われるテストカーも見られるため、新型ヴィッツにはGRスポーツモデルが設定される可能性が高い状況。
ヴィッツはフルモデルチェンジでヤリスへ名称変更
ヴィッツは欧州市場では「ヤリス」の名称で発売されていますが、今回のフルモデルチェンジを機に日本市場でもヤリスへ名称変更されこととなります。
ヴィッツ フルモデルチェンジの時期は2020年2月10日
ヴィッツ後継となる新型ヤリスは2020年2月10日に発売されました。
新しい情報が入れば、この記事にて更新致します。