トヨタの人気コンパクトミニバンのシエンタ。
発売から約5年が過ぎたということや、他車種がTNGA世代へ移行する中、シエンタもフルモデルチェンジが注目される時期に入っています。
そんな3代目となる新型シエンタに予想できる内容を見ていきましょう。
シエンタ フルモデルチェンジ予想内容一覧
新型シエンタのプラットフォームはTNGA-B+専用設計と予想
新型シエンタのシャーシに採用が考えられるのは、
- 新型アクアに採用されるTNGA-Bプラットフォーム
- 新型ヴォクシー採用のTNGAミニバンプラットフォーム
のいずれか。
現行型のシャーシ前半がアクアベースで、後半が独自設計となっていることを考えると、次期モデルでもシャーシ前部がGA-Bプラットフォーム、後部に専用設計のコンポーネンツの組み合わせが予想できます。
新型シエンタのデザイン予想
新型シエンタのデザインの参考としたいのが新型ヤリスの外装デザイン。
新型ヤリスでは、フロントグリルとバンパーを組み合わせた口がパクっと開いたデザインの「アンダープライオリティ」が継承されていることから、新型シエンタでも同様のデザインが採用されると推測。
注目は、新型ヤリスにはリアのテールが左右につながったデザインを採用していることで、このデザインは次期シエンタのテールデザインにも反映されると予想したい所。
新型シエンタにセーフティセンス2.0以上の先進装備搭載の可能性は高い
現行シエンタの安全装備には、プリクラッシュセーフティを歩行者検知対応とした実質トヨタセーフティセンスCの発展版が採用されています。
新型カローラに最新の安全デバイスが採用されたことを考えると、シエンタもフルモデルチェンジ後には、夜間歩行者検知対応やLTA等を採用した第2世代トヨタセーフティセンス以上の先進装備が搭載されると予想。
他には、新型ヤリスで採用された駐車支援機能のアドバンストパーク<高度駐車支援システム>やターンチルトシートといった便利な装備も採用されると予想できます。
シエンタ フルモデルチェンジの時期は2022年以降と予想できる理由
現行シエンタが12年という長い期間を経て全面改良されたことから、3代目シエンタの発売時期も遅くなるのではと予想する人もおられるでしょう。
しかしながら、先進安全装備の機能が重視される現在、今のシエンタの装備では最新の軽自動車よりも見劣りする状況となりつつあります。
プリウスやC-HRでさえマイナーチェンジで第2世代トヨタセーフティセンスを搭載できないことを考えると、シエンタが現行モデルで安全装備の大幅バージョンアップをするのは難しいと思われます。
この状況を長年放置するとは思えないため、予想するのは現行シエンタと同装備であるアクアやノアがモデルチェンジが有力な2021年の翌年以降。
2021年にアクアやヴォクシーといった日本向け車種の新型モデルにリソースが注がれると考えると、同年にシエンタにリソースを向ける余裕はないでしょう。
それに2021年頃にはシエンタと競合しかねないTJクルーザーのような新型車登場の可能性も否定できない状況。
これらの状況を踏まえると、早くて新型シエンタの発売は2022年と推測。
GA-Bシャーシを活用したアクアや、TNGAミニバン初と見られる新型ヴォクシーの開発ノウハウを持って次期シエンタを開発すると推測すると、2022年以降になる可能性が高いと予想します。
新しい情報が入れば、この時期内にて更新致します。