トヨタのTJクルーザーに関しての情報をピックアップ。
TJクルーザーは、SUVにスライドドアを組み合わせるといった画期的なスタイルを採用。
そんなTJクルーザーの情報を見ていきましょう。
TJクルーザーのコンセプト
SUVとミニバンの融合で注目
TJクルーザー(Tj CRUISER)が世界初公開されたのは、東京モーターショー2017。
SUVとミニバンが融合したそのデザインに世界中から注目が集まりました。
VAN?それともSUV?いいえ、いいとこ取りの新ジャンルです
「Tj CRUISER」は、ロングサーフボードも楽に積載可能。SUVのような力強さが魅力。アクティブなユーザーにぴったりの1台!詳しくはこちら https://t.co/Gg0TvxHYD5 #TMStoyota pic.twitter.com/NojCBlni21
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) October 6, 2017
コンセプトは、VANの積載性能とSUVの力強いデザインを融合させた新ジャンルのクロスオーバーとされています。
TJクルーザーの名前の由来
TJクルーザーの名前の由来は、
- アクティブに“使い倒せる”TOOL-BOXの「T」
- クルマと様々な場所に出かける楽しさを意味するJoyの「j」
- トヨタのSUVラインアップに伝統的に使用してきた「CRUISER」
から名づけられています。
TJクルーザー デザインと機能性の特徴
TJクルーザー 外装のフロントはクロカンSUV風
TJクルーザーのフロントデザインは、ランドクルーザーを彷彿させる大型グリルに、カメラレンズのように丸味のあるヘッドライトが特徴です。
実際にモーターショーで撮影したTJクルーザーの写真がこちら。
クロスオーバーSUVとミニバンを組み合わせたデザインで、クロスオーバースタイルが好きなユーザーにとってはたまらないデザインです。
ボンネットとルーフ、フェンダーといった場所には、ケアフリー素材が活用されている所もポイントです。
TJクルーザー リアの荷室はミニバン並み
TJクルーザーのリアはミニバンスタイルとなっており、相当広くたくさんの荷物を積むことが可能となっています。
室内には、約3メートルの長尺物が積める広さとなっており、開口スペースも広いので自転車の出し入れもしやすい設計となっています。
そして、バックドアを閉めた時の画像がコチラ。
バックドア全体が黒塗りされており、クロスオーバーらしさが大きく表現されています。
TJクルーザー スライドドアとSUVの組み合わせを実現
TJクルーザーの大きな注目ポイントとなるのがスライドドアが活用されている所です。
SUVにスライドドアを組み合わせるという多くの人が望んだ理想がついに実現したことでTJクルーザーの存在が一気に話題となりました。
TJクルーザーのボディサイズは見た目より小さい
TJクルーザーのボディサイズは、全長4,300mm、全幅1,775mm、全高1,620㎜、ホイールベース2,750mmになっています。
これは、C-HRよりも全長60mm、全幅20㎜短く、全高が70mm高く、ホイールベースが110mm長くなっています。
TJクルーザーは画像だけ見ると大きく感じますが、意外にも小さく、日本では絶妙のサイズとなっています。
TJクルーザー フルフラット可能な内装
助手席と助手席後ろのシートを前に倒し、ホンダのN-VANのようにフルフラットにすることが可能なところもポイントの一つ。
これは、サーフボードといった細長い荷物を入れる時に便利な機能。
また、横と後ろのどちらからでも大きな荷物の出し入れが簡単に。
また、インテリアデザインに関しては全体的に水平基調でシンプルなデザインとなっています。
TJクルーザー 4WDとFFの2種類設定
駆動方式には、4WDとFF(前輪駆動)の2種類が設定されています。
4WDシステムには、RAV4同様のダイナミックトルクベクタリングAWD採用の見通し。
TJクルーザー 新型エンジンとハイブリッド採用
エンジンには、M20A型となるダイナミックフォースエンジンの2.0Lエンジンの活用が有力。
ハイブリッドシステムにも同エンジンにモーターを組み合わせたものになる可能性が有力。
ライバル対抗で3列7人乗りモデル追加に期待
コンセプトモデルではTJクルーザーは、4人乗りモデルとされています。
ただ、ライバルと想定できる三菱デリカD5に7人乗りモデルが設定されていることを考えると、TJクルーザーの市販モデルにも7人乗りモデルが追加されることを期待。
TJクルーザーがベトナムモーターショー2019にて出展された
2019年に開催されたベトナムモーターショーにてTJクルーザーが出展されました。
Toyota TJ Cruiser Concept xuất hiện tại VMS 2019 với ngoại hình lạ mắt https://t.co/p32yUsZSOG pic.twitter.com/2C1yVqSrWb
— Chợ xe Otofun (@OtofunXe) October 24, 2019
TJクルーザー日本発売時期を予想
トヨタの新型SUV発売の動向を見ると、2019年11月にライズ、2020年5月頃にハリアー、2020年夏頃にランドクルーザーの新型登場の可能性が有力視される状況。
TJクルーザーは、上の新型モデルの発売時期と被らずに登場する事を考えれば2020年末以降のタイミングが予想できます。
TJクルーザー 2020年内発売の可能性は低い
気になるニュースとしては、トヨタが2020年夏に小型となる新型SUVを東北2工場で並行生産すると中部経済新聞が報道。
仮にこの新型SUVがTJクルーザーだとすると、TJクルーザーの発売時期は2020年後半と予想することもできます。
しかしながら、その新型SUVはヤリスクロスの可能性が高いと筆者は予想しています。
現時点で2020年発売に関する有力情報はなく、TJクルーザーの2020年の発売の可能性は低いと思われます。
TJクルーザー開発中止や計画凍結の可能性
4ACTIVEという商標に今後注目
一部メディアではTJクルーザーの開発凍結という噂も出始めている状況。
そんな中、一つ注目しておきたい情報があります。
それは、同じトヨタでTJクルーザーに似たデザインの「FT-4Xコンセプト」というコンセプトカーの動向です。
この投稿をInstagramで見る
実は、米国特許商標庁に「4ACTIVE」という商標が登録されたことが2019年12月に明らかとなり、海外メディアのMotor1の記事等では、FT-4コンセプトの市販モデルとして4ACTIVEが登場する可能性が注目され始めています。
TJクルーザー発売の可能性は低くなったものの、似たスタイルのFT-4Xコンセプトの市販化にも今後は注目したい所。
新しい情報が入れば、この記事にて更新致します。